こんにちは、株式会社アローズ 椎葉です。
高校や大学などで就職活動の支援や、講演活動も行なっています。
先日も愛知県の大学で4コマの講義をしてきました。
よく世間では今時の若者は、とか「ゆとり世代は」とか言うが、今の若者は自分が若い頃より十分しっかりしていると思えてならないです。
僕の世代はいわゆる氷河期世代。 受験ブーム、学歴重視の風潮でだいたいみんな小学校から塾にいっていました。
就職活動の際には超氷河期で就職も見つかれば良い方だったですし、40社50社は当たり前に受けてました。
ですが、今の若者の様にマナーや就職先の見つけ方について手厚い支援もなかったですし、思い返してみれば結構無礼な行動をしていたのではないか?と思います。
まぁ、どんな世代でも若者を見ると、イマドキの・・・となるのは変わらないようで。
(写真は高等学校での講演会)
世の中の雰囲気が変わり、人材不足になりつつある昨今、今までのような採用方法は通じない時代が来ていると思います。
意味不明な行き過ぎた圧迫面接をしていた会社なんて今、どんな顔して採用活動をしているのだろう?と思います。
数年前に就活の相談を受けると、まだまだ企業の行き過ぎた採用活動が見られましたが、最近はあまり聞きません。(当然まだあるでしょうが)
僕が以前勤めていた会社では
「企業は人なり」
をよく口にし、社員教育にも多くの時間と、お金を割いていました。
今後はこういう会社が強くなっていくような気がします。
部品は換えが効くかもしれませんが、人は換えは聞きません。
時間をかけて育てた優秀な社員と、急遽かき集めた社員では随分戦闘力が異なると思います。
来月も講義に行きますが、彼らが「ゆとり世代」という無意味なレッテル貼りで不公平な扱いを受けないような、じっくり育ててくれる会社に巡り会えることを願います。
まぁ、はっきり言って人のアラなんか探したってしょーがないでしょ!??って思いますね。
営業やってる人間は商品の「良いところ」を探すクセがついてます。当然、人の「良いところ」見つけるのもうまいと思ってます。
ここら辺、営業をやってきて一番磨かれた能力だと思いますね。