仕事柄、色んな会社に行くし、色んな人と会う。
世の中には色んな考え方や、見方があって、みんなが一緒の価値観を共有することなどあり得ない。
しかしチームで仕事をする以上、少なくともそのチーム内での最低限の価値観は共有しなければならない。最低限の価値観とは何なのか?それはチームの目標を達する。というただ1点だと思う。
仕事に自己実現だとか、やりたい事、だとか個人的な感情を持ち込むな!とは言わないが、その個人的感情がチームとしての仕事を阻害してはならない。
多くの人が仕事においてプロに徹しきれていないと感じる。
個人的なお付き合いの人間関係であれば、好き勝手感情に任せて喋ってくれて構わないが、同じ感覚で仕事上の人間関係を論じられる姿を見ると閉口してしまう。
しかもその多くが否定、批判だからたまったものではない。
知ったフリして好き勝手批判をする。そういった人間の多くはヒラ社員なのだ。立場が無いので責任がない。何より狭い視野で思いつきの批判をする。
こういった人間がもたらす影響はチームにとって大きなマイナスとなる。
さらに最悪な事に、批判している人間はさも自分が優秀だと思い込んでいるところだ。本当に優秀な人間は愚痴など言わない。間違った方向に進んでいれば、批判より改善を行う。
労働人口の減少が続く状態では益々、働いてやってる感が産まれ、こういった本当はデキナイ、デキるつもりの社員が増えることが恐ろしい。
口うるさいデキナイ社員に年間何百万も払うなら、機械に代替えさせた方が効率的だ。というのはごく自然な発想だと思う。人を批判して優越感を感じるような情けない人間は自らの未来も切り開く事は無いのだろうと思う。